おもしろエピソードトークは3つの鉄則を守れば必ずウケる
先日、「ちょっと聞いて、おもしろい話しがあってさぁ...」と話している人を見た。
僕はその時、とても勇気のある人だと思ってしまった。
おもしろくなかったらどう反応すればいいのだろうか。
それはまるで、相手に「絶対笑えよ」と言っているようだった。
目次
おもしろエピソードはもったいぶれ
おもしろい事があった次の日、すぐに友達に話したくなるのはよく分かる。
だからと言って、急いではいけない。
友達も、おもしろエピソードを持っているかもしれないからだ。
せっかくあなたがおもしろエピソードを話したのに、すぐに友達のおもしろエピソードでかき消されてしまってはつまらない。
だから、会話が少し落ち着くぐらいまでもったいぶるのが鉄則だ。
当然、話し始める時の「ハードル」はできるだけ低くすべき。
口が裂けても、「おもしろい話がある」なんて言うべきではない。
さらっと、話し始めてみてほしい。
説明は簡潔に分かりやすく
満を持していざ!
実際に話し始めたら、長々とダラダラと余計な情報が盛りだくさん。
寄り道の多いトークだ。
そんなトークで笑いが取れるはずもない。
相手はあなたの話しを頭の中で、状況を想像しながら聞いているのだ。
余計な情報が多すぎるとあなたの話しに飽きてしまう。面倒くさくなってしまうのだ。
「必要のない情報」はどんどん削ぎ落としてしまえ。
いかに「簡潔で分かりやすく」伝えるかが一番重要なのだ。
では、「必要のない情報」とは何か。
ズバリ...話しのオチに直接関係のない事!
オチに関係のない情報は全て必要なし。
とにかく「削ぎ落とし」だ。
声のボリュームとトークスピードの緩急
せっかく削ぎ落としが出来たのに、声のボリュームやトークスピードがずっと同じではダメ。
エピソードトークの前半、つまり状況説明の段階は普通のボリュームでスピードはゆっくり。
後半、オチ前からオチにかけてボリュームを大きくスピードは少し速め。
相手の気持ちを盛り上げたたみかける。
なぜスピードを速めるか。
・相手にオチを想像させない
(わざと想像させる場合もある)
・話しのテンポが良いと聞きやすい
ここで、大事な事をもう一つ。
おもしろかった事を思い出して、あなたがトーク中に笑ってしまうのは絶対ダメ。
相手が冷めてしまうのだ。
以上3つの鉄則を守れば必ずウケるだろう。
これでもウケなかったら...
その時はあきらめよう